イスラエルに行く前の会話
私が「今度、イスラエルに行くねん」と言ったら、必ず返ってくる言葉が「えっ? なんで、イスラエル?」「大丈夫なん?」でした。
その反応はある意味当然かもしれません。日本で報道される中近東のニュースは、怖い話ばかりだからです。そう言う私も内心「大丈夫なんかなー。ツアーの方は、大丈夫って言うけど・・・」というものでした。
私が「今度、イスラエルに行くねん」と言ったら、必ず返ってくる言葉が「えっ? なんで、イスラエル?」「大丈夫なん?」でした。
その反応はある意味当然かもしれません。日本で報道される中近東のニュースは、怖い話ばかりだからです。そう言う私も内心「大丈夫なんかなー。ツアーの方は、大丈夫って言うけど・・・」というものでした。
たぶんほとんどの人は、今までの自分の環境や、経験した事でしか、物事を判断できず、すぐに偏見を持ってしか見れないという事実があると思います。
今回イスラエルに行って、まず思った事は「私は何もわかっていなかったし、何も知らなかった」と言う事でした。
イスラエルは、美しく平安があり、静かで穏やかな国、どこか昔懐かしい、そんな絵本の世界が、そこには広がっているように思えました。
イスラエルは、人口 約815万人。そのうち 4/5が(ユダヤ人)、1/5が(アラブ人・その他)です。また宗教の自由が認められていて、
★ ユダヤ人は、ほとんどがユダヤ教徒ですが、3つに分かれています。
正統派 (黒いハットをかぶっている人)
保守派 (頭に丸い帽子をがぶっている人)
世俗派 (何もかぶっていない人)
正統派 (黒いハットをかぶっている人)
保守派 (頭に丸い帽子をがぶっている人)
世俗派 (何もかぶっていない人)
★アラブ人は、ほとんどがイスラム教徒(ムスリム)です。
★その他としては、キリスト教徒や、ドゥルーズ派(イスラム教の異端と言われている)があります。
日本のように、何の信仰も持っていないという人は、いません。
そして、イスラエルでは、これらの人々が、仲良く暮らしています。
(一部の地区は、やはり緊迫している所もありますが)
そして、イスラエルでは、これらの人々が、仲良く暮らしています。
(一部の地区は、やはり緊迫している所もありますが)
金曜日の日没〜土曜日日没は、ユダヤ教の「安息日」になり、すべての仕事をしてはならないというきまりがあるので、正統派や保守派の人たちは、仕事をしません。私たちの泊まっていたホテルも、16時を過ぎた頃から突然、エレベーターが全部自動になり、どのボタンを押しても、反応せず、かってに上がったり下がったりしだしました。それは、ボタンを押すという行為も、仕事になるからです。
その事は知っていましたが、実際、このような事は、生活の中で大変な事だと知りました。9階だった私たちは、取りあえず乗ったのですが、一気に10階まで行ってしまいました。一階ずつ降りて行くのかなと思っていたら、次は 8階でとまり・・この調子では、ドンドン下に行くと思ったので、8階で降りて階段で登ったと言う訳でした@@
レストランで働いている人は「世俗派」の人たちです。でもその「世俗派」の人たちがいなければ、社会は回らなくなるなぁなんて、思ったのでした。
それぞれの人たちの写真をアップしましたので、解説もお読みください。
ユダヤ教(正統派)の人 中央・黒い帽子をかぶった人 |
ユダヤ教(保守派)の親子 頭に丸い帽子をかぶっている |
ユダヤ教(世俗派)のウェイターさん 世俗派の方がいてくださったので、この日は金曜日でしたが、 食事を頂けました |
ユダヤ人の幼稚園 |
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