実は生まれつきだったそうなのですが、ずっと知らずに34歳を迎え、4人めの妊娠で、どうにもこうにも痛くなり、一旦、しゃがむと立ち上がることができ ず、体重が増えたからだと思っていましたが、出産後も痛みはますますひどくなり、これはおかしいと思いレントゲンを撮り、初めて股関節変形症だったことが わかったのでした。
ある時、ずっとお世話になっている産婦人科の先生に何気なく「最近わかったんですが、私、両足股関節変形症だったんですよー」と言うと、先生が非常に驚か れ「えー?何やて? あんた股関節悪かったんか?そんなこと最初からわかってたら、子供は2人しか無理やったで。3番目ちゃんと4番目ちゃんには言わんときや」と言われまし た。「えー、そうなんですか? いやいやー。だったらいいますよー、笑 もし最初からわかってたら、アンタら生まれてへんかったんやでってね、笑」(いやほんと、よかったよ)
それから25年間、「体重を減らしなさい。筋肉をつけなさい。」と言われ続け、エアロビクス、太極拳、卓球、プールと頑張ってきました。貧乏ゆすりで軟骨 ができるということを聞けば一生懸命足を揺らし、特別な形状のサンダルが良いとあればそのサンダルを外でも中でも履き、電気を当ててみたり、揉んでいただ いたり、やれる事はなんでもやり何とか今日までやってきました。
そういわれれば、ずいぶん昔から、朝起きても全身が痛く、布団が硬いからかなぁと思ったりして、マットを変えてみたりしていましたが、足が悪いせいだった んだなと気が付きました。横になっていても少しの動きで痛みが走り、気がつけば全身に力が入っていると言う状態、そりゃあ朝起きても体が疲れてきっている はずだと思いました。
昨年の年末に初めて行った病院で「これは痛かったでしょう。よく今までがんばりましたね。今は人工関節も2〜30年もつから、手術をしたら凄く良くなりますよ」と言って下さいました。
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